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大久保純加
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2022年06月15日

マネジメントとリーダーシップの違いは?必要なスキルと磨き方を解説

 

マネジメントとは組織が成果を挙げるための機能、リーダーシップとは目的達成のためにメンバーを導く能力です。組織に必要な要素という点では共通しているといえるでしょう。ここでは、マネジメントとリーダーシップはなにが違うのか、また必要なスキルと磨き方を解説します。


目次

  1. マネジメントの定義と役割
  2. リーダーシップの定義と役割
  3. マネジメントとリーダーシップの3つの違い
    1. 必要とされる要素の違い
    2. 必要とされるタイミングの違い
    3. 対象となる範囲の違い
  4. マネジメントに求められる3つのスキル
    1. 論理的思考力
    2. 管理能力
    3. 調整力
  5. リーダーシップの軸となる3つのスキル
    1. 決断力
    2. 行動力
    3. コミュニケーション能力
  6. マネジメントとリーダーシップ、スキルの磨き方3つ
    1. 研修を受ける
    2. 講座や書物で学ぶ
    3. 自己研鑽に努める
  7. まとめ

 

マネジメントの定義と役割

まず、マネジメントの定義と役割を説明します。マネジメントとは、目的達成のために組織を管理して適切な対応をすることです。

 

アメリカの経営学者ピーター・F・ドラッカーによる「組織に成果を挙げさせるための道具・機能・機関」というマネジメントの定義が、一般的な基準として広まっています。

 

マネジメントの役割とは、組織を十分に機能させることです。組織には利益をもたらす、定められた計画を実行するなどの目的が設定されています。

 

その目的達成のために長期的かつ短期的な見通しを立てる、組織のメンバーの特徴や力量を把握する、メンバーを管理するなどの業務を行うのです。

 

マネジメント業務を行う際には、多機能なマネジメントツールを備えた『monday.com』の活用をおすすめします。マネジメントを道具として捉えた場合に、その道具をさらに効率良く使えるようにする道具がmonday.comです。

 

 

マネジメントについて内容について詳しく知りたい方は、以下の記事を参照してください。

 

マネジメントとは何か?必要な4つの能力やその伸ばし方も紹介

 

 

リーダーシップの定義と役割

リーダーシップの定義と役割を説明します。リーダーシップとは、設定された目標を達成するために組織や個人をまとめて適切に導く能力です。

 

アメリカの経営学者ピーター・F・ドラッカーや、「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィーなど、複数の学者が定義しています。

 

リーダーシップの役割はさまざまです。大きく次の3つに分けられます。

 

  • メンバーが向かっていくべき方向を提示すこと
  • 組織やチームを維持していくこと
  • 組織が目標を達成するうえで障害や課題がある場合には、その障害や課題を解消すること

 

また、組織内のメンバーのモチベーションを高めること、結果を出すことなどもリーダーシップの役割といえるでしょう。

 

 

マネジメントとリーダーシップの3つの違い

マネジメントとリーダーシップはどちらも組織にとって必要なものであり、部分的に重なるところがあるため混同されるケースもありますが、明確な違いがいくつかあります。主な違いは、以下の3つのポイントです。

 

  • 必要とされる要素の違い
  • 必要とされるタイミングの違い
  • 対象となる範囲の違い

 

それぞれの違いについて、詳しく解説しましょう。

 

 

1.必要とされる要素の違い

マネジメントとリーダーシップは、必要とされている要素が違います。論理的な思考力やメンバーを調整する能力、スケジュールを管理する能力など、さまざまな能力を総合的に求められるのがマネジメントです。

 

一方のリーダーシップでは、メンバーをまとめる指導力や先を見通す先見性、決断力などが不可欠の要素と考えられます。リーダーシップにおいて人間的な魅力が重要な要素となっているところも、マネジメントとの違いといえるでしょう。

 

 

2.必要とされるタイミングの違い

マネジメントとリーダーシップは、必要とされるタイミングにも違いがあります。マネジメントは、目標を達成する期間が定められているプロジェクトの管理を行うのが一般的です。そのために必要とされるタイミングも、プロジェクトの立ち上げから目標の達成までの期間に限定されます。

 

リーダーシップはメンバーを統率して導いていく能力であり、メンバーの成長を促すことも含まれるため、限定された期間だけではなく、組織の中で人と関わっている限り将来的にも必要とされる能力といえるでしょう。

 

つまり、より長期的なものとして必要とされているのがリーダーシップです。マネジメントがプロジェクトを成し遂げるタイミングで求められるものであるのに対して、リーダーシップは変化が必要なタイミングで求められるという違いもあります。

 

 

3.対象となる範囲の違い

マネジメントとリーダーシップは、対象となる範囲も違います。マネジメントは人の管理だけではなく、スケジュールや情報、資源など、多岐にわたる範囲での管理が求められる能力です。

 

一方、リーダーシップが発揮される対象は、所属している人であると考えられます。リーダーシップは基本的に管轄しているメンバーに対して発揮される能力であるため、範囲は限定的です。ただし、人が対象となっているため、業務内容はやはり多岐にわたるといえるでしょう。

 

 

マネジメントに求められる3つのスキル

マネジメントに求められる能力は多岐にわたっており、その幅も広く、特に必要とされるのは以下の3つです。

 

  • 論理的思考力
  • 管理能力
  • 調整力

 

この3つの能力は、マネジメント以外のさまざまなビジネスの局面でも求められる重要なスキルといえるでしょう。この3つは、マネジメントにおいて不可欠の能力です。それぞれ詳しく解説します。

 

 

1.論理的思考力

論理的思考力とは物事を体系的にトータルで捉え、筋道を立てて考える力のことです。目標を達成するために足りない要素を分析し、どうやって補うかといった対策を立てる際にもこの論理的思考力が役に立ちます。

 

プロジェクトのメンバーに指示を出す場合にも、相手が納得できるような論理的かつ客観的な内容にするためには、この論理的思考力が求められるでしょう。違う立場や役割を持った相手の理解を得る際に、論理的思考力が重要な役割を果たします。

 

 

2.管理能力

マネジメントの根幹をなしているのが管理能力です。マネジメント(management)の日本語訳は「管理」であり、マネジメントに求められるさまざまな能力は、管理能力に付随するものといえるでしょう。

 

管理能力とは「ヒト・モノ・カネ・情報」の管理からスケジュール管理まで、組織内のさまざまな要素を管理する能力を指しています。

 

 

3.調整力

調整力は、プロジェクトのメンバーの意志統一を図る際にポイントになる能力です。メンバー間でコミュニケーションがうまく取れていない、社内外において目的の共有ができていないなど認識のズレが生じた場合に、そのズレを解消する重要な役割を担っています。

 

ズレが生じてしまった原因を分析し、ズレの解消方法を考えて調整しつつ対処する能力といえるでしょう。さまざまな立場にある複数の人との間に立つケースが多くなるため、コミュニケーション力も求められます。

 

マネジメント能力をより効果的に発揮できるようにサポートしてくれるのが、マネジメントツールです。プロジェクトマネジメントツールとしてアワードを受賞したmondayは強力な味方となってくれることでしょう。

 

マネジメントとマネジメントに求められる能力についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

 

マネジメント能力とは?必要なスキルと能力を高める方法を解説

マネジメントコントロールとは?3つの手法やメリットを紹介

営業チームのマネジメントとは?役割と業務内容、必要なスキルを解説

 

リーダーシップの軸となる3つのスキル

 

リーダーシップとは組織やメンバーを適切な方向に導いていく能力のことです。この能力は複数のスキルによって成り立っていると考えることもできるでしょう。リーダーシップを発揮するために必要とされる主なスキルは以下の3つです。

 

  • 決断力
  • 行動力
  • コミュニケーション能力

 

どの能力もリーダーシップを発揮する場面だけではなく、さまざまなビジネスシーンで求められる重要な能力といえます。それぞれ詳しく解説しましょう。

 

 

1.決断力

決断力は、リーダーシップを発揮する際に重要な要素です。組織の先頭に立ってメンバーを引っ張っていくと、選択を迫られる場面がでてきます。

 

特にこれまでにはやったことのない新たなことに挑むケースでは、前例を参考にすることができないため、決断力が大きなポイントになるでしょう。

 

広い視野で全体を見渡して客観的な分析を行い、タイミングを逃さずに決断することが重要です。

 

 

2.行動力

リーダーシップの発揮には行動力も大切です。組織を正しい方向に導いていくには、リーダーが率先して行動で示す必要性が生じることも考えられます。

 

言葉で示すよりも行動で示すほうが手っ取り早くてわかりやすい、説得力がある、影響力があるなど、メリットが大きくなる場合もあるでしょう。

 

リーダーシップには人間的な魅力も必要であり、行動力はその魅力のひとつの要素になります。

 

 

3.コミュニケーション能力

リーダーシップの発揮にはコミュニケーション能力も必要です。メンバーをまとめていくことがリーダーの主たる役割であるため、伝えるべきことを正しく伝えることと理解させること、立場の違うメンバーの考え方を理解することが重要とされます。

 

コミュニケーション能力の高さは、メンバーからの信頼を獲得することやメンバーのモチベーションを高めることにも役立つでしょう。

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hマネジメントとリーダーシップ、スキルの磨き方3つ

マネジメントとリーダーシップに必要なスキルは多岐にわたるため、自覚的にスキルを磨くことが必要になります。スキルアップの主な方法として考えられるのは、以下の3つです。

 

  • 研修を受ける
  • 講座や書物で学ぶ
  • 自己研鑽に努める

 

この3つに共通しているのは、継続が大切であるということでしょう。それぞれについて詳しく解説します。

 

 

1.研修を受ける

マネジメントやリーダーシップのスキルを向上するために研修を受けるのは、効率的な方法といえるでしょう。この場合には、組織内で開催される研修と外部の専門の研修を受けるという2つの方法が考えられます。

 

どちらの場合も、研修を受ける目的や学ぶべきことを明確にして自覚的に研修を受けることが大切です。研修を受けることで通常の業務に影響がでないように、繁忙期を避ける、テーマを絞るなどの工夫をするとよいでしょう。

 

 

 

2.講座や書物で学ぶ

講座や書物で学ぶ方法も、マネジメントやリーダーシップのスキルを向上するうえで有効です。近年はオンライン講座も増えており、自宅で空き時間に講座を受けられます。

 

能力やレベルに合わせて講座を選択すると、効率よくスキルアップを図ることが期待できるでしょう。

 

スキルアップ関連の書物もたくさん出版されているため、足りない要素を補うことも可能です。オンライン講座や書物は、自分に合ったペースで学べるという点でもメリットがあります。

 

 

3.自己研鑽に努める

スキルの磨き方の基本にして王道ともいえるのが、自己研鑽に努めることです。研修を受けることや講座や書物で学ぶこととの併用も考えましょう。

 

自己研鑽のポイントとなるのは、自分自身を客観的に見て足りないところを把握することと目標を設定すること、さらには向上心を持って行動することです。積極的に行動することで、スキルが身につくことが期待できます。

 

行動した場合には、反省や自己評価を繰り返すことも必要でしょう。モチベーションを維持して自己研鑚を継続することが大切です。

 

 

まとめ

マネジメントとは目的達成のために組織を適切に管理することです。リーダーシップとは組織やメンバーをよりよい方向に導いていく能力であり、マネジメントとは役割や能力に異なる部分があります。

 

どちらも組織にとっては必要な要素であり、マネジメントもリーダーシップもそれぞれ求められている立場に応じてスキルアップしていくことが不可欠です。

 

マネジメントならば、マネジメントツール、リーダーシップならば、コミュニケーションツールを活用することも考えるとよいでしょう。

 

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