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トヨタ生産方式「かんばん方式」+「To Doリスト」でダブル管理

作成者: 大久保純加|Nov 15, 2021 5:58:15 AM
*最終更新履歴:10/11/2021

 

「かんばん方式」+To Doリストでダブル管理

トヨタで採用されているという生産方式「かんばん方式」を用いたタスク管理方式が注目されております。

従来のタスク管理ツールではトヨタの生産方式「かんばん方式」表示のみ・To Doリスト表示のみというような、表示形式が固定されているものが多いかと思います。


monday.comではどちらも表示させることができます。

本記事では、注目されている「かんばん方式」について、monday.comでの設定方法についてご紹介します。

 

かんばん方式とは?

 

「かんばん方式」とは業務効率の向上のために、トヨタにて生み出された生産方式です。
トヨタの生産方式をタスク管理ツールに取り入れることによって、どの会社でも業務効率を向上が期待できるのです。

トヨタ生産方式「かんばん方式」

トヨタにて「かんばん方式」が生み出された背景には、「ジャスト・イン・タイム」という考え方があります。

「ジャスト・イン・タイム」とは、「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」という意味です。
自動車のように3万点にものぼる部品から造られている製品を、大量にしかも効率良く生産するためには、部品の調達などのために、ち密な生産計画を立てる必要があります。
その、生産計画に応じて「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」供給できれば、「ムダ、ムラ、ムリ」がなくなり、生産効率が向上します。
「かんばん方式」は、かつて「スーパーマーケット方式」ともいわれ、まさにスーパーマーケットからヒントを得て考案されました。スーパーマーケットや量販店では、商品名、品番、置き場所など、商品に関する情報が記載されている商品管理用のカードが使われています。これをトヨタでは「かんばん」と称し、生産管理の工程に道具として使用したことから、「かんばん方式」と呼ばれるようになりました。
引用元:ジャスト・イン・タイムについて

トヨタの「かんばん方式」はどのようにタスク管理で活用されているのでしょうか。

タスク管理における「かんばん方式」

タスク管理における「かんばん方式」とは、「完了」「作業中」「未完了」とラベルを分け、ラベル毎でタスクを分けることによって、タスクの状況を一目で把握でき、必要な情報だけを入手する事ができます。

 

 

monday.comの”Kanban View”(かんばん方式)

monday.comでは「かんばん方式」でも「To Doリスト方式」でもタスク管理を行うことができます。

ボード+かんばん

ボードというのはmonday.comのタスク管理画面の事を言います。
ボード(下画面)+かんばん方式(上画面)を表示させることによって、一目で把握したい進捗状況はかんばん方式で、納期や添付ファイルなどの詳細情報はボードでチェックする事ができます。

かんばんのみ

もちろんかんばんのみの表示可能です。
+Add pulseよりタスクを追加することができます。

 

 

設定方法

1.ボードを作成

monday.comのデフォルトのタスク管理画面はTo Doリストのようになっており、「ボード」と言います。30種類ご用意している項目(担当者や納期等)からお好きな項目だけを追加後、Create New Pulese (Row)からタスクを追加して行く形となります。

実際のボードはこちらからご覧いただけます。

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2.”Kanban View”(看板表示)を追加

ボードを作成後、かんばん方式を表示させるにはView CenterからKanban Viewを選択します。
ボード右上にありますAdd ViewよりView Centerを開くことができます。
一度Kanban Viewを開くと、次回からはボード右上にかんばんマークが表示されますので、ワンクリックで表示させることができます。

 

さいごに

世界10万社以上で選ばれている「monday.com」は、業界・職種を問わず最適なプロジェクト管理を可能にします。

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